妊娠後期
葉酸は、妊娠初期に摂取するのが良いという言葉はよく聞きます。

国の機関である、厚生労働省も、妊娠初期から3か月目ぐらいまでは、葉酸を豊富に摂取することを推奨しているぐらいです。
このように、葉酸は、妊娠初期の方に対して、推奨されている栄養素ですが、妊娠後期になってからは、もう摂取する必要はないのでしょうか?

今回は、妊娠後期になってからの、葉酸との関係性や効果についてまとめましたので紹介してみたいと思います。

妊娠後期に葉酸を摂取する理由は、貧血予防と正常な細胞分裂

では、妊娠中期から、後期にかけて、葉酸を摂取する必要はあるのでしょうか?
答えとしては、葉酸は摂取しておいたほうが良いでしょう。

理由としては、貧血の危険性があるからです。
お腹の中にいる赤ちゃんに栄養を届けるのは血液です。

血液がへその緒を通って赤ちゃんの成長に必要な成分が運ばれていくので、その為にこの時期の女性というのは、とにかく血液を赤ちゃんに取られていく時期となり、貧血となりやすいので貧血の予防の為に、葉酸が必要不可欠となってくるのです。

通常、貧血というと、鉄分が不足して起きるものだと思われがちですが、葉酸が不足して、起こる悪性貧血というものも存在します。
悪性貧血は、赤血球が通常よりも大きくなってしまう症状であり、こうなってくると体内に酸素を送り込むことができなくなり、つまり、赤血球の通常の働きは、血液を通して体内に酸素を送り込むことです。

悪性貧血に陥ると体が酸素を欲しがる酸欠状態となります。

最悪の場合は、母子ともに、危険な状態になってしまう可能性もある症状だけに、葉酸を摂取しておき悪性貧血にならないように予防しておく必要があります。

また、細胞分裂にも欠かせない葉酸は、赤ちゃんの体が正常に作られるようにたくさんの葉酸を摂取しておく必要もあるのです。

細胞分裂は、赤ちゃんの体を作る過程で起きるもので、正常に細胞分裂が行われれば、健全な体で生まれてきますが、細胞分裂が上手にいかなかった場合には、何かしらの異常を持って生まれてきてしまう可能性もあるため、そうならないように、普段からこまめに葉酸を摂取しておくことがベストとなります。

妊娠後期の葉酸摂取は自分と赤ちゃんのために

葉酸を妊娠後期に摂取したほうが良い理由を紹介してみましたが、基本的に、初期の頃と違うのは、悪性貧血の危険性が妊娠後期では非常に高くなります。

初期の頃では、赤ちゃんの細胞が正常に作られ、増殖できるような形に持っていくための、葉酸摂取で、どちらかというと体内で成長していく赤ちゃんのために取りなさいよというものでしたが、後期の葉酸は、自分と赤ちゃんのために摂取をしなさいというものであります。

後期に、悪性貧血に陥ると、自分も苦しくなるし、お腹の赤ちゃんも苦しくなってしまうのです。
この為、葉酸は、やはり、妊娠初期から赤ちゃんが誕生するまで摂取する必要性があると感じています。

しかし、普段の食事からでは、一日に必要な葉酸を摂取するのは難しいと言われています。
妊婦さんが、一日に必要な葉酸の摂取量は、400μgとなります。

これは、赤ちゃんにも必要な栄養素を運ぶために必要な摂取量であり、一般の女性と比べると約2倍の葉酸が必要になるのです。

この量を食事から摂取するのは大変、困難、至難の技となるでしょう。

そこで、サプリメントなどを併用して飲むと非常に効果的です。
サプリメントでは、一日に必要な葉酸の摂取量が、手軽に取れるため、非常に簡単に体内に葉酸を運ぶことが可能となるのです。

また、葉酸以外にも、ビタミン、カルシウム、ミネラルなどが豊富に含まれており、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素も配合されて葉酸サプリを選ぶことだ重要です。


管理栄養士が教える葉酸サプリの賢い選び方