「多嚢胞性卵巣症候群」、別名「PCOS」は不妊の原因の一つとして有名で、妊活経験のある女性なら一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。

この症状が原因でなかなか妊娠できない女性は相当数いるとされており、不妊の代表的な症状でもあります。

ですが、じつは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)はサプリである程度改善できるということを、ご存知でしょうか。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とはどういうものか、どのようなサプリが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に効果があるのか解説していきたいと思います。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは


ご存知の通り、卵巣には多数の卵細胞があり、それが通常は「月に一つずつ」成熟して、卵胞という袋がはじけることにより、排卵が起こります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合この成熟した大きな卵胞が卵巣内にいくつも出来上がるものの、最終的に成熟しきらず排卵に至らない症状を指します。

ただし卵巣が多嚢胞性であるだけでは多嚢胞性卵巣症候群とは診断されず、ただちに不妊には至りません。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断基準とは、

  1. 多嚢胞性卵巣であること
  2. 無月経、無排卵月経などの月経異常があること
  3. LHサージが高く、かつ正常なFSH基礎値といったホルモン数値の異常があること

であり、以上の条件を満たして初めて「不妊症」として扱われることとなっています。

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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のはっきりとして原因はじつはいまだにわかっておらず、個人差も大きいことから特定が難しいといわれています。

現在のところ大きな原因とされていることには、以下のようなものがあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因1:内分泌系の異常

排卵を促すホルモンの値が異常を示し、正常な排卵が難しくなることから、ホルモン分泌がうまくいっていないことが原因として挙げられます。

排卵障害がさらに他のホルモン分泌にも影響を与えることからさらにバランスが崩れるという悪循環に陥ります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因2:糖代謝の異常

多嚢胞性卵巣症候群は糖の代謝を司る「インシュリン」の分泌と大きく関わることから、糖代謝の異常に伴って卵巣の多嚢胞化が起こることが指摘されています。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因3:遺伝

いまだはっきりとは解明されていませんが、多嚢胞の遺伝子が影響することも考えられています。

親に多嚢胞性卵巣の遺伝子があるからといってただちに子も患うということはありませんが、今のところその他の食生活などの影響と重なると、リスクを増大させる大きな要因になると考えられています。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は「体質」?妊娠できるの?


「多嚢胞性卵巣症候群」という名前だけを聞くと非常に深刻な、極端に妊娠が難しそうな響きがありますが、決してそんなことはありません。

適切な処置と食生活、生活環境の改善があれば、多嚢胞性卵巣を乗り越えて妊娠している人もたくさんいます。

多嚢胞性卵巣症候群は病気というよりは「病態」、すなわち体質のようなものと考えられており、体質改善によって状態を変えられる質の疾患だとされています。

病気である場合はそれを外部から治療することが肝要ですが、体質なのであれば積極的な体質改善を行うことで症状自体も改善されるということなのです。

具体的には運動による減量、排卵誘発剤の処方、性腺刺激ホルモン剤の投与、ピルの服用などがあり、これらの処置でも効果が現れない場合に限り、「卵巣多孔術」という外科的な処置が必要になってくることもあります。

通常、医師に処方・投与される薬のほかにも漢方やサプリでの体質改善を、同時進行で行ってゆくのが一般的なようです。

ちなみに多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患っている女性の妊娠率は、他の不妊症患者の妊娠率よりも高いと言われており、いつの間にか自然妊娠していたというケースも少なくないそうです。

排卵さえ起これば妊娠は可能なわけですから、適切な処置を行うことで十分希望は持てるということになります。

体外受精を選択する場合もありますが、排卵誘発剤を使用しての妊娠も可能であり、実際それで妊娠に成功するカップルも非常に多くいます。

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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)はサプリで改善できる?


先述のとおり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患っている女性は、医師から処方される薬のほかにも自分で漢方やサプリを積極的に摂取することで、根本からの体質改善をはかることが多いです。

多嚢胞性卵巣症候群との診断を受けなくとも卵巣が「多嚢胞気味」だと言われるといったケースには、サプリで大幅に改善できることがあります。

そうでなくても、現在では多嚢胞性卵巣の原因となるインスリン分泌の異常を改善するビタミンが含まれているサプリもいくつか発売されているため、手軽に体質改善に取り組めます。

前の項で、糖代謝を司るインスリンの分泌異常が多嚢胞性卵巣にも悪影響を与えると言いましたが、血糖値が高まるとインスリンが消費され、体内から消えてしまいます。

いくつかのサプリに含まれる「ピニトール」(あるいは「イノシトール」)という天然のインスリン成分がそれを補うことで卵巣への影響を防ぎ、多嚢胞性卵巣症候群を予防してくれるのです。

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「ピニトール」とは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を治す大事な成分?ピニトール配合のサプリってある?

一般的にあまりなじみのある物質ではありませんが、ピニトールはイノシトールというビタミンB群の一種で、血糖値を抑えるインスリンと似た働きをします。

ブーゲンビリアという花や植物などから抽出されるもので、日本では妊活サプリや葉酸サプリに含まれていることがあります。

インスリンはホルモン分泌にも大きく関係があるため、不足すると血糖値の異常だけでなく生理不順や代謝異常など、妊娠にはとうてい良くないと言われる影響が出てしまうのです。

糖尿病患者は自己注射などでこのインスリンを大量に補う必要がある場合がありますが、多嚢胞性卵巣症候群であるとの診断を受けた場合、医師の処方する薬に加えて、毎日の生活で天然のインスリン=ピニトール(イノシトール)をサプリから補ってあげることが、非常に有効だと考えられます。

薬物療法と同時にサプリを飲んでも大丈夫なのか、と、副作用を心配する声も聞かれますが、基本的には問題ありません。

サプリは「特定保健用食品」といって、なにかの治療のために飲んでいる薬や、投与されているものに影響を与えないよう計算されて作られている製品だからです。

ただどうしても気になるという方は、担当の医師に確認してから飲むことをおすすめします。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方におすすめのサプリは?

ベジママ
それでは、多嚢胞性卵巣と診断された場合にどんなサプリを選んだら良いのでしょうか。

妊娠希望でしたら、恐らく妊活サプリや葉酸サプリをすでに飲んでいるという方も多いでしょう。

まずはそのご自分が飲んでいるサプリの成分表示をチェックしてみてください。

袋や瓶の裏面に記載がなくても、ホームページには詳しい記載があったりする場合もありますから、念のためそのサプリのホームページもチェックしてみましょう。

「ピニトール」、もしくは「イノシトール」の記載があれば、多嚢胞性卵巣症候群にも配慮したサプリの可能性が高いです。

ただし大々的に「多嚢胞性卵巣症候群に向けての商品である」ことや「ピニトールを含んでいます」などの表現がない場合は、含油量が非常に少ないといったことがあるかもしれません。

アメリカの研究でピニトールの継続的な摂取が排卵障害の改善を促したという結果が出ていることから、ぜひともピニトールがきちんと含まれたサプリを選びたいところです。

ピニトールが配合されているサプリは「ベジママ」というサプリに配合されています。

またほかにも代謝の悪さが症状を悪化させる原因にもなりますから、代謝を促進するビタミンB12やB6などのビタミンB群が数種類含まれていること、体を温める成分が含まれていることなどを基準にしても良いでしょう。

多嚢胞性卵巣は改善が可能な症状ですから、良質なサプリを積極的に飲んで、より早い妊娠を目指しましょう。

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