不全流産
流産の多くは、子宮内部に残留物があり適切な処置だけでなく、時には手術で内容物を取り出さなくてはなりません。
この不全流産がいつ起こるかは予測もできませんが、予兆や自覚症状等は知りたいもの。今回は不全流産についてまとめていきます。

流産の殆どが不全流産

妊娠22週未満に継続ができなくなる事を流産とと言います。

そうなると子宮内の赤ちゃんや胎盤は、自然に身体の外に排出されていきますが、それが全て排出されない事があります。子宮内に内容物が残った状態を不全流産と呼んでいます。

流産してしまったにもかかわらず、不完全である状態で放置するとママの身体が危険です。

次の妊娠に進む為にもしっかりと治療を行い身体を戻すことを考えていきます。流産後は、子宮が元に戻るために余分なものが残っていると感染症の原因にもなりますし、排卵ができなくなります。

流産経験者として、この不全流産は辛い事ではありますが次に繋げる為にも、早期に予兆に気付き早くに回復するようにして欲しいです。

不全流産はママに原因があるわけではありません

流産でもあり、赤ちゃんを守りきれない事から気持ち的にノイローゼやうつを引き起こしてしまう人もいます。

流産すると完全流産する事は非常に少なく、多くは一部を残す不全流産です。妊娠初期の流産は、先天性異常が主な原因です。
受精卵の染色体自体に問題があると、細胞が成長できず赤ちゃんが生きてはいけなくなります。

ママがどんなに気をつけていても、流産は起こってしまいます。ママの子宮環境に問題がある事も考えますが、それだけを矢面にして責めるより自分の身体を大切にする事も失った赤ちゃんの為です。いつまでも悲しみにくれるママでは、赤ちゃんも辛いだけ。気持ちを切り替えるのは大変ですが、身体を元に戻すことを先に考えてください。

不全流産の兆候を見逃さないで!

流産の兆候や自覚症状は人により急に感じたり、なんとなくおかしい気がするものなど様々です。

妊娠中には、お腹の張りも多少はあるので分かりにくい事もあります。

いきなり出血が起きる人ばかりではなく、微量がすぐに止まる人もいます。慌てずに、家族に病院に連れていってもらうかタクシーで病院に行きましょう。落ち着いて行動するのは難しいですが、慌てても結果が変わることはありません。

少しでも早くに自覚症状を察知したり、予兆を感じたらすぐに病院に行ってください。

お腹の痛み


やはり流産で多いのは、お腹の痛みです。

痛みを感じない人もいるようですが、週数が進むと子宮から赤ちゃんや内容物が降りてくるので痛みが強く起こるようです。子宮が収縮するので、下腹部に鋭い痛みが走り我慢できないくらいとも言います。
痛みの波があるのも、兆候です。動けなくなり倒れ込む人もいるので、そうなる前にお腹の張りや痛みを感じるようなら検診以外でも病院に行きましょう。

不正出血がある

不正出血
流産が始まると、大量に出血が続きますが、微量な出血が続くのは不全流産の兆候でもあります。妊娠初期には、流産以外でも出血が見られます。問題は鮮血で、少量から量が増えるようになると注意が必要です。胎盤が流れてしまうと、血液が塊となり排出されてしまいます。トイレにいったら塊と出血が起きる人もいるので、このような症状があれば直ぐに病院で診察を受けましょう。この内容物が全て出てしまうと完全流産となりますが、出血が長く続く不全流産になると早めに手術で子宮内部をキレイにしていきます。

不全流産の兆候があると直ぐに処置される?

出血や腹痛がある場合、先ずはエコーで子宮の内部と赤ちゃんの心拍を確認します。

赤ちゃんの心拍が確認していれば、切迫流産の危険性があるとされ安静にして妊娠が継続出来るようにしていきます。

ですが、心拍の確認ができない、胎盤や胎嚢等が欠損している場合不全流産とされます。
出血で全てが出てしまえば、その後は安静にして過ごします。不全流産が起こり、出血して直ぐに診察を受けた場合には3日を目安に残りが自然排泄されるのを待ちます。

内容が少ない場合にも子宮収縮剤と抗生物質を使っていきますが、自然排出が出来ない場合には、手術で内容物を取り出す為に手術が必要になります。

不全流産後の処置はどのように行われるの?

薬では完全に排出されない場合、掻爬法か吸引法で子宮内のものを取り出していきます。これは痛みもあるので、麻酔を使うことが多く時間は20分内には終わります。日帰りで手術は終わることが多く、術後の様子により入院措置がとられます。不全流産の手術は保険が適応されますので、費用も数万円程度でおさまります。

術後は麻酔や痛み止の関係で、暫くは頭がふらふらしたりするので自宅でゆっくり休みます。1週間近くは出血やお腹の痛みがあるので、家事も控えめにして運動等も落ち着くまでは休みましょう。不全流産後は、ママの身体をしっかり治すことを考えます。

兆候や自覚症状がある不全流産後には妊娠確率が高くなる?

流産して子宮内を一度リセットするので、子宮内膜も0からつくりますから着床はしやすい環境になるかもしれません。子宮に問題がなければ、妊娠は出来ますが受精卵側の問題である場合には、子宮が正常でも意味がありません。

不全流産後には、身体をいたわりながら次回の妊娠へ希望を持って進まなくてはなりません。

不全流産は、身体に負担が掛かりますから今まで以上に気持ちを新たに過ごしましょう。

人は人、自分は自分です。不全流産はハッキリした兆候が現れた時には、もう始まっていることが多いものです。だからといって何時までも落ち込まず、亡くなった赤ちゃんの為にもしっかりと身体を元に戻して次回の妊娠へ繋げましょう。

不全流産リスクを下げて健やかな妊娠を継続する為に

流産の原因で多いのは、受精卵の先天性異常です。

着床してから、赤ちゃんとして成長する為に細胞分裂ができず成長が止まってしまうと、子宮内では生きていくことができず流産になってしまうのです。

子宮の中でしか生きられない時期は、これができなくなると自然に外に排出されていきます。赤ちゃんが成長していれば、不全流産も起こる事はないので根本的な卵子の質を高めておく、着床してからしっかり受精卵を守れる子宮内膜を作っておくことが大切。

その為には、葉酸が足りていたのかを少し考えてみましょう。葉酸を摂取していても、子宮疾患があることで不全流産になる人もいますので、葉酸をが全ての流産を防げるわけではありません。ですが、葉酸を早くから摂りいれる事はママの身体を妊娠しやすい環境にするだけでなく、赤ちゃんの元になる卵子を若返らせ先天性異常リスクを低下させてくれます。

葉酸サプリは卵子を若返らせる!?卵子の若返りは嘘?

葉酸を飲んでいないから流産するのではありませんが、葉酸摂取している女性の方が流産リスクが低い事も研究結果が出ています。日頃から食事で毎日野菜を食べていても、妊婦が必要な葉酸はサプリで補う必要があります。

健康な身体である事は、妊娠継続だけでなく出産してから赤ちゃんを育ていく上で大切なことです。バランスの良い栄養がしっかり含まれている葉酸サプリは妊活だけでなく、妊娠後出産後もママの身体を守ってくれます。

とくに不全流産が起こりやすい妊娠初期には、葉酸の摂取は本気でやるべき。以外に食事に気をつけていてもバランスがしっかり取れていないものなんです。

不全流産は誰にでも起こるもの。深く重く考えてしまうこともあるでしょうが、それをバネにして気持ちを新たに新しい命を迎えてください。

産婦人科の女医
妊娠していない人には流産の苦しさも回りの辛さも漠然としか受け止められません。

お腹に宿した命が消えてしまうのは、ダイレクトにママの精神不安定にします。流産してしまった赤ちゃんを取り戻す事はできませんので、「何時までもくよくよしていても」と回りに諭され、それが反対に自分を責める要因にもなります。

回りがそう言うのは「前に進むため」に気持ちを切り替えた方が体調を早くに戻して次のステップに進むため。納得はできなくても、赤ちゃんの為にもママが奮い起つ事も大切です。

流産を繰り返さない為にも、自分に何が足りなかったのかを冷静に考える時間を少し持ちましょう。
終わった事をいつまでも引きずるより、前進する事で天国の赤ちゃんもきっと笑顔になります。自分のお腹の中で、赤ちゃんがじっくりと育てるようにするには葉酸をしっかり摂取しながら生活環境や習慣を作り上げる事です。

神経質に「また流産するかも」とストレスを溜めていては、葉酸の力もフルに発揮する事が出来なくなります。葉酸を摂取していれば、不全流産をしないのではなく、赤ちゃんが元気で育つ為の環境や栄養補給の為に利用するもの。そう考えれば、葉酸の必要性は妊娠前からの摂取が好ましいです。
流産を経験して、葉酸の必要性を強く感じるようになれば、次の妊娠はきっと上手くいきます。

それだけ葉酸というものは妊娠に関わりが深いものですから、妊娠してから飲んでも間に合うとは考えずに妊活始めからの摂取をすべきです。

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