葉酸サプリの摂取

妊娠中の方や、現在、妊活中の方に、効果があると言われている葉酸サプリ。

しかし、効果があるからといって、毎日、摂取しても大丈夫なのかが気になるところですよね?

今回は、葉酸を毎日、摂取する際の注意点や、毎日、葉酸サプリを摂取したほうがいいという方を中心に情報をまとめてみましたので紹介してみたいと思います。

非妊娠時と妊娠時で変わる一日の推奨葉酸摂取量

葉酸
男性 200μg
女性 200μg
妊娠初期 400μg
妊娠後期 400μg
授乳中 280μg

葉酸サプリは、国の機関である、厚生労働省も、妊婦さんや、現在、不妊で悩む方に積極的に摂取してほしいということで推奨している栄養素です。

主に、赤ちゃんの体を形成するのに、役に立つ栄養素が非常に多く含まれているため、この、葉酸が不足していると、健全で正常な細胞分裂が行われないといった、異常が発生して、生まれてくる赤ちゃんが何かしらの障害を持つ危険性も高くなるため、葉酸サプリの摂取は大切なものとなっています。

しかし、体に良い栄養素だからと言って、必要以上に葉酸を摂取するのも、逆効果となる恐れもあるので、厚生労働省では、一日の葉酸の推奨摂取量として、目安となる上限を定めています。

一日の葉酸の推奨摂取量として、目安となる上限

●20代女性・900μg

●30代女性・1000μg

妊娠中、または、現在、妊活中の方が多いであろう年代でまとめてみましたが、900μg~1000μgが、一日の葉酸摂取量の上限としての数値となっています。

ただ、この数値は、あくまでも一日で越してはいけない量ということになり、様々なバランスなどを考えて、

●非妊娠時・240μg

●妊娠時・400μg

が、ベストの一日の葉酸摂取量ということであります。

ちなみに、非妊娠時の、240μgは、男性も240μg同じとなっています。

普段の食事で葉酸を摂取したいならホウレン草がおすすめ

この、一日の必要葉酸摂取量ですが、毎日、普通の食事を摂取していれば、超過することはないと言われています。

ちなみに、食事から葉酸を摂取したいという方で、特におすすめの食材が、ホウレン草となっています。

ホウレン草には、約200μgの葉酸が含まれており、その他にも、風邪や、ガン、動脈硬化の予防にもなると言われている、ベータ・カロテンやビタミン類が豊富に詰まっているんですね。

しかし、食事に含まれて居る葉酸は水と熱に弱く、調理をしてしますと葉酸の約50%が失われると言われています。

ですから、茹でたほうれん草だと3分の1束(100g)には葉酸が110μgしか含まれていますし、、調理したブロッコリー3分の1株(100g)には葉酸が120μgで、食事から400μgの葉酸を摂取するは困難です。。

葉酸サプリとして、大人気のベルタ葉酸サプリとママニック葉酸サプリの場合ですが、一日4粒飲むことを推奨しています。

これは、4粒飲むと、400μgの葉酸が摂取できるため、厚生労働省が推奨している、ベスト必要摂取量に近くなるためであります。

ですから、ベルタ葉酸サプリとママニック葉酸サプリに関しては、1粒計算で考えると、1粒で約100μgの葉酸が摂取できるということになります。

詳しくはこちらで → 食事から葉酸400μg摂取するのは困難?その理由とは?

サプリメントで葉酸を摂取する場合

葉酸を摂取する方法のひとつとして、葉酸サプリの存在もあります。

葉酸サプリは、非常に手軽に飲めるというのが、大変、便利であり、不妊で悩む方や、妊娠初期の方に、大人気となっています。

授特に、不妊で悩む方で、仕事や日々の生活が忙しく、栄養価の高い食事を摂取できないという方には、摂取してもらいたい葉酸サプリ。

また、赤ちゃんが生まれてからの、乳中の時にも葉酸の力を借りる必要があります。

何故かと言うと、母乳は母親の血液から作られているからです。

造血ビタミンと言われている葉酸は、赤血球を作る働きもあり、貧血予防にもなります。
綺麗な健康な血液から良い母乳が作られるため、赤ちゃんにとっても栄養価の高い母乳を飲ませることができるというわけです。

葉酸過剰摂取の危険性と副作用について

特に、不妊で悩む方で、仕事や日々の生活が忙しく、栄養価の高い食事を摂取できないという方には、摂取してもらいたい葉酸サプリですが、このサプリメントの場合も過剰摂取は禁物ですね。

葉酸を過剰摂取した場合には、副作用が出る場合があります。

葉酸過敏症というものですが、発熱や蕁麻疹、呼吸障害などが主な症状として現れます。

更には、吐き気や不眠症などの症状も出てくるという報告があります。

また、大事なミネラル成分のひとつである、亜鉛の吸収を抑制してしまうという悪影響も及ぼします。

亜鉛は、人間の歯や骨などの形成、肝臓などの臓器の働きをサポートし、胎児の成長を促す上でも大事な成分であるため、葉酸の過剰摂取は逆効果となる恐れもあるのです。

葉酸の過剰摂取には気をつけて《まとめ》

今回は、葉酸を毎日、摂取してもいいのかという内容で、一日に必要な葉酸摂取量などの情報をまとめてみましたが、基本的には、葉酸は食事からでもサプリメントなどからでも毎日摂取したほうが好ましいです。

ただし、厚生労働省が定めている上限は超過しないほうが良いでしょう。

葉酸の場合は、本来であれば食事から摂取したほうが良いです。

しかし、葉酸というのは、熱に弱いため、料理の加熱段階で、その高い栄養価がほとんど失われていくという事実があります。

また、つわりの時期などで、どうしても食事が喉を通らないというのも考慮しなければいけません。

葉酸は、体内で合成できない成分であるため、外部から体内に取り入れるほかない大事な栄養素なので、その高い栄養価が失われずに、また、食事が喉を通らない時にも手軽に摂取できる方法としてサプリという存在があります。

サプリの場合は、粒上になっているので、葉酸の効果を半減する加熱などもせずに、水と一緒に飲むだけですので、忙しい方や、食事からの摂取は難しいという方にはおすすめとなっています。

一日でどうにかなる問題でもないですが、上限以上の葉酸を摂取すると思わぬトラブルにも繋がることもあります。

主に、食欲不振や吐き気などの症状が、現在、報告されているため、やはり、体に良いとされている栄養素でもバランスを考えながらという形がベストとなります。

葉酸を上手に摂取するコツとしては、普段の食事とサプリメントの併用などもおすすめです。

今日の食事では葉酸を含む食べ物を摂取できなかったなと感じたら、不足分をサプリメントなどで補うなどの工夫をすれば、調整は難しくないでしょう。

日々の食事管理と、もしもの時のサプリメントがあれば、一番、安全となります。


管理栄養士が教える葉酸サプリの賢い選び方