喉
橋本病と並んで女性に多い甲状腺疾患に、バセドウ病があります。
20代から30代の妊娠・出産適齢期の女性に多い疾患で、別名を「甲状腺機能亢進症」といいます。

バセドウ病になると妊娠・出産が難しく、生活も制限されるといいますが、本当でしょうか?
妊活のために葉酸サプリを飲みたいけれど、問題がないかも心配ですよね。
そこでバセドウ病の方でも葉酸を摂取しても良いのかご説明していきたいと思います。
まずはバセドウ病とは?

バセドウ病の原因と症状

バセドウ病は甲状腺機能が亢進し、体内で甲状腺ホルモンが過剰に生産されることで、自分自身の体を攻撃する抗体が大量に作られてしまう病気です。

橋本病と同じく「自己免疫疾患」の一種であり、根治するのが大変難しいとされています。

詳しい直接の原因はまだ解明されていませんが、患者のおよそ15%が家族も同じ疾患を持っており、少なくとも遺伝的な素因が関係するということだけはわかっています。

バセドウ病を患うと甲状腺の腫れ、動悸や疲れやすさ、手足の震え、異常な発汗、眼球突出などの症状がみられます。

また心疾患など他の病気を併発してしまうケースもあり、投薬による治療を行うことが一般的です。

バセドウ病でも妊娠・出産は可能?

バセドウ病は完治が難しく、症状が消えたとしても一般的にそれは「寛解」と呼ばれ、生涯付き合っていかなくてはならない病であるとされます。

そこで妊娠・出産を考えている女性にとってもっとも重要な問題は、無事に元気な赤ちゃんを産むことができるのかどうかという点ではないでしょうか。

結論から言うとバセドウ病でも健康な妊娠・出産は十分可能ですが、子宮を含む臓器の機能が低下しているため、着床が通常より困難であるといわれています。

また卵巣機能の低下により妊娠を維持するにも細心の注意が必要ですから、普通よりもリスクは高いと言わざるをえません。

さらに出産に関しては流産・早産のリスクも高くなるため、医師との連携による適切な投薬とケアが必要となってきます。

バセドウ病の人だからこそ葉酸サプリを飲むすべき

バセドウ病患者が摂取を控えた方が良いのはヨウ素であり、葉酸ではありません。

ヨウ素を含む葉酸サプリも多くありますが、配合は妊活をサポートする程度のごく微量ですから、病気に悪影響を及ぼすなどということもありません。

通常の食生活でも日本人はわかめなどヨウ素を多く含む料理が食卓に並ぶことも多いですが、大量に摂らなければ心配することはないのです。

むしろ葉酸に関しては、バセドウ病を患っている人は積極的に摂るべきです。

葉酸は子宮内膜を厚くフカフカにしてくれますし、子宮内の血流を良い状態にしてくれます。バセドウ病は子宮の機能を低下させてしまいますから、葉酸摂取によってその働きを助けてあげることは非常に重要です。

葉酸は着床率を上げるという嬉しい効果もあるといわれていますから、ぜひ積極的に摂取することをオススメします。

産婦人科の女医
バセドウ病は免疫疾患の1つであり、妊娠中にはさらに免疫機能が低下してしまうので病気が悪化したり、流産リスクも高くなります。

バセドウ病の場合には、薬での治療に加えてヨウ素摂取の制限があります。
免疫機能異常である為に、妊娠しにい事もありますので葉酸サプリの摂取を検討している人もいるでしょう。

食事ではヨウ素の多い食事を控えて葉酸が豊富なものをメインにしても、食事では十分な葉酸が摂取できていません。
通常は甲状腺ホルモンを正常にするヨウ素のが、何かしらの要因で蓄積されてしまうためにバセドウ病になってしまうので、ヨウ素の含まれている葉酸サプリを飲んで良いのか、飲まないなら葉酸はどう摂取すべきか頭を悩ませてしまいます。

バセドウ病は、長期的な治療が必要ですから、必ずかかりつけの医師に妊娠を希望している事を伝えた上で、連携できる産婦人科を紹介してもらいましょう。自分の症状を理解している医師から、産婦人科に病状や現状を伝えてもらい、それから葉酸の摂取についてどの様にすれば良いのか指示を受けることです。葉酸サプリに含まれているヨウ素の含有量は、バセドウ病を悪化させる程のものではないのですが、個人の体調や病状によっては排除が必要であったり摂取すべき場合もあります。

葉酸については、葉酸サプリだけでなく病院でも処方が可能ですから、自分の病状に合わせて使い分ける事も考えましょう。気になる葉酸サプリがあれば、ヨウ素の含有量だけでなくどんな栄養素が含まれているのかも調べて医師に見せ確認してください。

管理栄養士・医師がおすすめする葉酸サプリはこちら


管理栄養士が教える葉酸サプリの賢い選び方